お知らせ

2016.6.20|お知らせ

『山水』とビートルズの出会い

1915年に発売され、昨年発売100周年を迎えたニッコーのロングセラー『山水』。明治・大正・昭和という激動の時代を経て現在に至るまで、『山水』は様々な場面を彩ってきました。その歴史の1ページには、1966年に来日し熱狂的な歓迎を受けたあのビートルズとの出会いが刻まれています。

ビートルズが羽田空港に降り立ったのは1966年6月29日。翌日から7月2日までの3日間、武道館にて計5回の公演を行いました。その楽屋で、ビートルズのメンバー4人が使用したティーカップが『山水』でした。公演中長い時間を過ごした楽屋で、『山水』のティーカップで紅茶を楽しみながら寛いでいたことでしょう。そのティーカップは、当時武道館の楽屋でお茶くみを務めたスタッフの方の手元に今でも残っています。今年は来日50周年にあたりますが、長年音楽誌でビートルズについての連載を続け、今月「ビートルズ来日学」という書籍にまとめられた音楽評論家の宮永正隆氏の調査で判明した、ニッコーとビートルズとの意外なつながりです。

 

世界を魅了した”ウィローパターン”

『山水』に描かれた絵柄”ウィローパターン”は、中国のとある富豪の娘と使用人との悲恋物語を元に描かれており、世界中の多くの人々の心を掴んで離さず、今なお語り継がれています。この絵柄は1780年代にイギリスで人気が高まり、日本へは江戸時代後期に持ち込まれたとされています。現在もこの絵柄を国内で製造し続けているのは、ニッコーのみとなっています。

『山水』シリーズは、器の形を作るところから、絵柄の元となる銅版画の彫刻など、製造に関わるすべての工程で、多くの職人の手が加わっています。細部に至るまで際立った存在感を放つ『山水』は、そのような熟練した職人によってひとつひとつ、大切に造られています。

 

『ビートルズ来日学』 宮永正隆[著]

来日50周年を記念し、音楽評論家の宮永正隆氏が世界一詳しい取材と、30年間におよぶ研究成果を一冊にまとめられました。
4人に接した当事者だからこそ語れる、来日時のビートルズの素顔。そして、世界初公開の写真や資料などを多数掲載しています。

『ビートルズ来日学』
  1966年、4人と出会った日本人の物語
宮永正隆[著]
発売日: 2016年6月10日
定価: 2,700円(税込)
A5判・448頁・並製
発行元: DUO BOOKS
発売元: 株式会社ディスクユニオン
※ページトップの画像に写っているポストカードは、ディスクユニオン店頭で購入された場合の先着特典です。
詳しくはこちらへ

SHARE

RELATED ITEM

関連商品